Sweatlabs: スイス・チューリッヒのCORE生産ラボ潜入
深部体温モニタリングのゴールドスタンダードは、これまで侵襲的な体内計測でした。COREはそれに挑み、世界初・唯一の連続・非侵襲・高精度な深部体温モニタリングを実現しました。その秘密は、スイス・チューリッヒのCORE生産ラボで製造される独自のヒートフラックス(熱流束)センサーにあります。
この高精度な2mmのヒートフラックスセンサーは、単位面積あたりの熱伝達の速さ——センサー表面をどれだけの熱が流れているか——を計測します。よく知られた物理原理を用いて温度差を電気信号に変換し、その信号と皮膚温・心拍数を、CORE チームが長年かけて開発・改良してきた独自アルゴリズムで組み合わせ、リアルタイムに深部体温を算出します。
これほど小さな装置が、なぜこれほど信頼できるデータを届けられるのか。チューリッヒのCORE生産ラボでセンサーがどう作られるのか、その舞台裏をのぞいてみましょう。

スイス流の精密さ
エリートスポーツ、労働安全、実験室研究の要求に応えるセンサーを作るため、CORE チームは極めて高い精度で定義された多段階の製造プロセスに頼っています。各ロットは薄く柔軟なベース材から始まり、厳密に管理された一連の工程を経て、コンパクトかつ高精度なセンサーへと仕上がります。
イメージしていただくと、センサー内部の一部の構造はミクロン単位——人間の髪の毛より細い寸法で計測されます。このスケールでは、精度がすべてです。
工程はまず、ベース材に微細な穴をあけ、センサー内部構造の土台を作ることから始まります。次に、あけた穴に特殊な材料を堆積させ、温度センシングを可能にする熱電ピラー(柱)を形成します。

各工程の合間には、純度を保ち、ごく小さな欠陥も防ぐため、センサーを丁寧に洗浄します。
さらに各センサーは、微細な欠陥も検出できる自動画像システムで継続的に検査されます。不具合があれば早期に発見。センサーが完成する頃には、すでに複数段階の品質管理を通過しています。この徹底したこだわりこそが、過酷な条件下でもCOREセンサーが一貫した信頼できるデータを届けられる理由です。

すべてのセンサーを個別にテスト
お客様の手に届く前に、すべてのCOREヒートフラックスセンサーは以下を実施されます。
- 感度の測定
- 電気的性能のテスト
- 精度のキャリブレーション
これらのデータはすべて記録・保存され、各センサーが固有の性能プロファイルを持つことになります。つまり、2つとして同一に扱われるセンサーはなく、それぞれがCOREの基準を満たすことを検証されています。
これがあなたにとって重要な理由
結局のところ、この複雑さのすべては、シンプルな目的のためにあります——信頼できるデータをお届けすること。暑熱セッションを追ったり、暑さの中でペース配分をしたりするとき、わずかな誤差が大きなミスにつながります。だからこそCOREは、一つひとつのセンサーの作り方にこれほど力を注いでいます。より良いデータが、より良い判断とより良いパフォーマンスにつながるからです。
この記事は本国CORE(greenteg社)のSweatlabsシリーズを日本語化したものです。
