ヒートフラックス
センサー技術

独自の熱流束(ヒートフラックス)センサーが、研究水準の深部温度データを生み出す仕組み。

技術的なご質問(株式会社ニシヤマ)
Calera Research Research

熱流束(ヒートフラックス)とは

熱流束とは、ある面を通過する熱エネルギーの移動量のことです。温度差のある環境では、熱は必ず高温側から低温側へ流れます。ヒートフラックスセンサーはゼーベック効果を利用したセンサーで、センサーを熱が通過すると、その熱量に比例した電圧信号を発生させます。これにより、皮膚表面から体外へ逃げていく熱の流れそのものを直接計測できます。

熱流束(ヒートフラックス)のイメージ

Caleraの仕組み

Calera® Research は、ヒートフラックスセンサーと皮膚温センサーの計測値を、100万件超のデータポイントで学習した機械学習アルゴリズムで解析し、深部体温を算出します。体の「表面温度」を測るのではなく、体から流れ出る「熱エネルギー」を捉えるため、周囲の気温や被験者の運動強度に左右されにくいのが最大の特長です。

このアルゴリズムは主に摂取型カプセル温度計のデータを教師データとしているため、計測挙動はカプセル法に最も近くなります。研究デザインで参照法を選ぶ際の目安になります。

ヒートフラックスセンサーの構造

精度を支える設計

  • 高感度ゼーベックセンサー: センサー感度は熱電対の材料品質と集積数で決まります。greenteg社のセンサーは基板に多数の熱電対(n型・p型サーモパイル)を高密度に集積し、微小な熱流束も捉えます。
  • 個体別キャリブレーション: 全デバイスを出荷前にヒートフラックス・皮膚温について個体別に校正。デバイス間の測定ばらつきを抑えます。
  • スイス特許技術: ETHチューリッヒ(スイス連邦工科大学)発のスピンオフであるgreenteg社が、スイス国内で開発・製造しています。

従来法との違い

直腸温・食道温プローブは正確ですが被験者の負担が大きく、実生活環境での長期計測には不向きです。摂取型カプセルは高精度ですが使い捨てで高コスト、服用タイミングの管理も必要です。Calera® Research は胸部に装着するだけで、これらの参照法に匹敵する精度(検証研究参照)を、連続・非侵襲・低負担で実現します。

技術の詳細は、お気軽にお問い合わせください

ご購入・お見積り・技術資料のご請求は、株式会社ニシヤマ(ご担当:江尻 海 様)まで。当社では販売しておりません。

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