チームスポーツの勝敗は、
「後半の体温」で決まる。

サッカー、ラグビー、バスケットボール。走って、止まって、また走る競技ほど、深部体温は静かに積み上がります。スポーツ科学が示す適温を超えると、スプリントの出力維持は難しくなっていきます——COREはチーム全員の深部体温を見える化し、交代・クーリング・コンディショニングの判断を科学に変えます。

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チームでのトレーニング

スポーツ科学が示す「38°Cの壁」

国立スポーツ科学センター(JISS)の知見によれば、深部体温は運動中およそ38°C前後がパフォーマンスを発揮しやすい適温とされ、39°C、40°Cと上がるにつれエネルギーの消耗が激しくなり、パフォーマンスは低下していきます。ワールドラグビーのガイドラインでは、暑熱下の80分の試合で選手は2〜3.5リットルもの汗を放出して深部体温の危険な上昇を防ぐ必要があるとされています。問題は、ピッチ上の11人・15人の「今の体温」を、外から見て判断できないことです。

競技別の温熱課題

サッカー

前後半90分の間欠的スプリントで体温が積み上がる。JFA基準でも飲水タイム・クーリングブレークが導入されており、その「いつ・誰を・どれだけ冷やすか」を体温データで個別化できます。

ラグビー

コンタクトと走行が続く80分は発熱量が大きく、防具・体格で放熱も不利。試合後10〜15分のアイスバスは全身の炎症抑制を含めて有効とされ、深部体温の回復をデータで確認できます。

バスケットボール・屋内競技

屋内でも高強度の連続で深部体温は上がります。Q1〜Q4を通じた体温推移を把握すれば、タイムアウトやベンチ時間のクーリングを最適化できます。

チーム全員を、1つの画面で

COREはANT+/BLE対応で、複数選手のデータを同時にモニタリングできます。プロ向けのCOREクラウドを使えば、スタッフはベンチからチーム全員の深部体温とヒートストレインインデックス(HSI)をリアルタイムで把握。「感覚では元気そうに見えるが、体温はすでに上限」という選手を、データで見つけられます。

  • 試合前: アイススラリーやアイスベストによるプレクーリングの効果を数値で確認
  • ハーフタイム: 体温が高い選手を優先して冷却。後半の失速を防ぐ
  • 交代判断: 走行距離・心拍に「深部体温」を加え、限界の近い選手を客観的に把握
  • 試合後: アイスバス等による回復(深部体温の低下)をデータで確認し、連戦に備える
COREアプリのモニタリング画面

オフシーズンは「暑熱トレーニング」でフィジカルを底上げ

暑熱トレーニングは血漿量とヘモグロビンを増やし、VO2maxと反復スプリント能力の土台となる有酸素能力を高めることが研究で示されています。ワールドツアーの自転車チームやトップランナーが導入しているのと同じ手法を、チームスポーツのプレシーズンに。夏の大会に向けた暑熱順化(体を暑さに慣らすこと)にも、COREの暑熱順化スコアで進捗を客観管理できます。

安全管理の視点

部活動やユースの現場では、熱中症対策として日本高野連なども深部体温を下げる冷却の重要性を発信しています。COREは深部体温を計測・表示する情報ツール(深部温度センサー)であり、熱中症を予防・診断・治療する医療機器(体温計)ではありませんが、「誰の体温が上がっているか」を客観的に把握できることは、指導者が休憩・冷却・交代を早めに判断する助けになります。

参考文献

  1. ※ 競技者のための暑熱対策ガイドブック. 国立スポーツ科学センター(JISS). PDF
  2. ※ ワールドラグビー 暑熱対策&空気質に関するガイドライン2025. World Rugby
  3. ※ フットボールの暑熱対策(ラグビー日本代表の実践報告). J-STAGE
  4. ※ 深部体温を下げて熱中症を防ごう. 日本高等学校野球連盟. 日本高野連

後半も、走れるチームへ。

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